ちえ☆ライブラリー -15ページ目

歯医者新人面接・4 面接の達人(下)

面接当日は当然気を抜いてはいけません。
普通、そんな人はいませんよねー。

でも、そんな人が居るんですよ・・・まさかですが。

医院の扉を開け、「失礼します」と入ってくるまでは普通。
しかし、面接官が先生じゃなく、この私だと理解した瞬間・・・

「な~んだっ!ここ、先生が面接するんじゃないんだ!!楽勝、楽勝っ!!」

といわんばかりに急に表情が明るくなり、目つきが変わる。
「この人なら、たいしたことないわ!」
顔にそう書いてある人が何人か居る。

私、人の表情読むのには結構自信がある。
事実、そんな人は私にタメ口で会話してくる。馴れ馴れしい。

あのね!あたしはね、先生から依願されて面接官やってんのよ。
一切の責任が掛かってるから、先生よりも判定は厳しいのよ!!
そんな礼儀も節度もわかんないようなアンタを雇うはずないわよ!
歯医者は患者さんとのコミュニケーションにも気を遣うんだよ。
節度のないイメージを患者さんにもたれそうな人間はお断りなの!!

それにね・・・アンタ、私をいくつと思ってんのよ?(苦笑)
言っとくけど、結構年上だよ?同世代と勘違いしてないか?!

(今回、辞める彼女にも、雇った際、最初歳を聞かれて仰天されました。実際は彼女とはひとつしか歳が変わらないのに、面接で会ったとき5歳以上歳下だと思われていたらしい。だから面接などのこういった状況時、私は童顔なので相手にナメられる事が多々ある。困ったもんだ)


それと、相手に「ここに応募した理由」を聞くと、こんな回答をよく聞く。

「条件がよかったからです」

その回答が有効だと信じて疑わない口調でそれだけを答える。

私は、こんな言葉だけを口にするひとは信用しない。

条件がいい。ただ、それだけで仕事は勤まらないぞ。
実際働いてみたら、自分の想像と違っていた・・・なんて
良くある話しだし、どこの職場でもそうだ。

実際働いてみて、「思ったほど条件が良くなかった」時、
あなたはどーするの??
歯を食いしばって頑張る? それとも、辞めてしまう?

恐らく、まず辞めちゃうだろうよ。私はそう思うけどな。

本当にやる気があるのなら、「応募の理由」は他の事を言うだろう。
「歯科医療に興味がある」
「手先に自信がある」
など。
その上で、「ここは仕事条件も良いですし」と付け加えるだろう。

「適当な職についてお金をもらえればそれで良い。」
そういう思いが、「応募の理由」の回答に如実に出る。
私は、面接官として相手のそういうところを見ている。

本気で歯科医療に従事したい!私はそう思う人に仕事を任せたいのだ。

そして歯医者の仕事を「綺麗な仕事」と勘違いしている人がいるが
本当はそうじゃない。
白衣を着て、可愛く仕事している・・・なんてただの思い込みだ。

実際は
「毎日ドブ掃除をしているに等しい」ほど、汚い仕事である。

人のツバや血液は飛んでくるし、血のついた器具の洗浄を一日中やっている。
とても綺麗な仕事とは言えない。
しかも一日中、立ちっぱなしだよ。

「条件がいい」
給与や交通など、ただそれだけの面で判断してもらっては困る。
雇った後で、「こんなはずじゃなかった」と
辞められたらこっちが一番困るんだよ。

辛さも大変さもすべて覚悟できる人間に来て欲しい。
やる気と責任感があれば、後はしっかりこちらがサポートする。

だからこそ、履歴書、電話、実際の会話の状況。
全てを統括して、それに適う人材を最終候補にする。

そうなると、やはり数人しかいない。
面接の達人とは、常識豊かな人しかそう呼べない。

さあ!今やってくる新人さん、頑張って全てクリアしてね。(はあと)

歯医者新人面接・3 面接の達人(中)

電話の応対でも面接では大事である。

広告を出したときに、面接希望の電話を掛けてくる、その事だ。

「あの~広告見たんですけどぉ」

「はい。」
電話を受ける私は、あえてそれ以上応えない。
面接を受けたいんだろうけど、それは自分でいいなさい。
それくらいの積極性をもたずにどうするよ。

しかし。
「・・・・。」
相手は無言。
広告を見た、それだけ言えば、後は向こうがなんかしてくれる。
そう思ってるようだ。


ウチは、「指示待ち人間」を雇うつもりはありません。
ある意味接客業ですから、
自分から何かをする積極性や機転の速さを常に要求します。


「ええっと・・・その・・・面接・・・」
私が何も言わないから、しどろもどろに話し始める相手に私は言う。

「かしこまりました、面接ですね、では内容をお話しますので、お名前を教えて頂けませんか」

電話の君、残念だね。
この時点で、あなたは採用判定外となりましたわ。
私、既にあなたの電話応対と名前をしっかり控えさせて頂きましたわよ。


こちらだって雇うからには、いい人材が欲しいんです。
沢山面接される人の中から選ぶんだから、
”自分を見て!雇って!役に立つから!”という主張ができない人は
採用枠から自然と離れていく。

電話応対だってなめちゃだめよ。
実は一番大事だったりする。声だけで勝負掛けるんだから。

「広告を見てお電話させていただきました、○○ともうします。
今回、是非面接を受けさせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?」


これくらいが言えなければ、勤まりませんて。

歯医者新人面接・2 面接の達人(上)

3年前に実施した当時の新人面接の模様から、
面接に受かるための極意をここで改めて確認しておきたい。

昭和40年代生まれの私からすると、
本当に最近の若者の履歴書の扱いかたには仰天する。
一般常識を知らなさ過ぎる。

「履歴書」とは、初めて訪れる会社に、
「私はこういう人間です、宜しく。」との意味を込めて作成し、
手渡しする、ご挨拶代わりの大事な書類である。
空欄は一切作らないくらい、沢山出来るだけ書く事が常識。

それなのに、学歴が全く書いていなかったり、
顔写真を貼っていなかったり、
趣味・特技欄が空欄、もしくは「なし」と書いてあったり。
自己アピールもなしに、どうやって面接を勝ち抜く気??

一体、どういうつもりよ?君ら???

本当にここで働く気、あるんか???疑わしい限りだ!


はっきり言っておくが、履歴書とは自分の顔と同じである。
自分自身をしっかり見つめて履歴書を書く事が出来ない人間に
仕事なんか任せる事はできない!

ましてや、ウチは歯医者やぞ!!
人体を扱う職場だ。鋭利な機械も扱うし、危険もつきまとう。
そんな職場に、履歴書のひとつもまともに作れない人間は
雇うはずなかろう。
よーく考えろっての。

せめて、自分がこの履歴書で受かるかどうか、
ちゃんと想像してから面接受けにきなよ・・・こっちが情けないよ。


それに、履歴書買ったとき、
必ず正しい書き方の説明ついてるだろーに!!
きちんとお読みなさい!!


履歴書がまともに書けていない人は雇いません。
これ、一般常識です。

映画は実は苦手な部類。

下記に、オペラ座の怪人を見に行ったことを書いた。

私は年に1回映画を見るか見ないかの頻度である。
基本的に映画は苦手なのだ。

何しろ3時間も上映するってのが、いただけない。

真っ暗闇の中、見ているときは画面にのめりこんでいるからいい。
映画館を出たとき、時間が経っている事に毎回ショックをうける。(爆)

3時間経過するってことはわかっているけれど、
真昼間に映画館に入り、出てきたら外は真っ暗だなんて、
それはまるで
「浦島太郎」状態だ!!

なんだか時間を損したような錯覚に襲われるのが嫌で、
映画はあまり見ないことにしている。

よく、デートで映画にいくカップルも多いだろうが、
私の場合、映画に誘われると逆に鬱になるぞ(核爆)。

できれば、同じ3時間なら違う事をして過ごしたいのだ。
映画館では2人でしゃべれないし・・・
同じものを一緒に見ていても、考えてる事はバラバラな時間を
過ごすのも同然である。

そんなの、限られた二人の時間では勿体無いと、強く思うのである。

今回はどうしてもオペラ座の怪人を見たかったから
意を決して見に行ったが、普段は全然映画に行かない。

どうせ二人で過ごすなら、今の季節はスキーが良かろう。
それか、のんびりショッピングだな。

オペラ座の怪人

映画、今日カレシ君と見に行きました。

3年前、劇団四季のミュージカル版を見て、スンごく感動した!
その感動を再び!!と思い、映画館に足を運びました。

劇団四季のチケット、高かったよ・・・
超良席なのもあって、11000円したなぁ・・・

でも、舞台装置も衣装も豪華で、何よりキャスティングが良かった!
「ファントム(怪人)役」の俳優さんの名演技で涙が出ましたよ。

ファントムは冷血で身勝手で、怨念のこもった恐ろしい人物だと
最初はそう思うのですが、ストーリーが展開するにつれ、
「孤独で、切なくて、哀しくて、いとおしい」人であることが
解ってくる。

物語のラストで私は涙を流してしまった。

映画版でも、まさに舞台でみるものと同じです。
イメージに変化はありませんでした。
最後はどうなるかわかっているのに、やっぱり涙が止まらなかった!!

愛する人を力により征服して、従属させ支配するという、
哀しい愛しかたしか知らなかったファントム。
けれど、彼が心から愛するクリスティーヌに
「愛とはそういうものではない。与えるものなのだ」
という事を教えてもらったことで、彼は暖かい人間の心を取り戻す・・・
そして、本当の愛を知る・・・



切なくて、哀しくて、ファントムの抱える孤独がいかに辛いものかを
ひしひしと感じざるをえない。
顔面を涙がとめどなくつたう、心洗われる美しい映画でした。

ただ、ミュージカルが嫌いな人、もしくは見たことのない人には
ちょいと辛い映画だと思います。
ずっとセリフが歌になってますので・・・(汗)

唄わず、普通にしゃべれや!!」
と突っ込みを入れたくなること、請け合いです(爆)


キャリアウーマンvs専業主婦

専業主婦の友人Mからメールが来た。

「ちえちゃん、元気?しばらくぶり!今度Kちゃんと一緒に3人でお茶しない?子供連れになるからうっとうしいかもしれないけど(笑)よかったら是非!連絡待ってるわ~☆」

連絡くれるのは嬉しい。
Mとは中学からの親友で、付き合いは既に19年になる。
共通の友人Kも、3人同じ高校の付き合いなので、Kとの親交はは16年くらいか。
旧友として、心置きなく付き合える、大事な友人だ。

しかし・・・学生の頃と違って、社会人になると難点が出てくる。
MもKも早いうちから専業主婦だ。
そして私は、ずっとキャリアウーマン。独身貴族だ。

彼女たちとははっきり言って、
生活サイクルの違いから話が合わない。

彼女たちは主婦だから、亭主の愚痴、子供の教育の話でもちきりになる。
しかし私のようなキャリアウーマンは、仕事のやりがいや課題、旅行、
恋愛、ファッションといった、話しは全く次元の異なる世界の人間。

ある程度話を合わすと言っても、
どうしても超えられない境界線が出てくるのだ。

彼女たちが、私の仕事の課題を心から理解できないように、
私も彼女たちの、「家庭という生活環境」がいまいち実感にない。

そんな中で、MもKも子を連れて、独身貴族は私一人で3人でお茶なんて
かなり、私的にはキツイ状況になるのだ。

そもそもガキが居るとゆっくり話ができない。
真剣な話しをしようとも、
ガキの発する奇声にいいところで何度も話しは中断する。(苦)

大体それよりも一番困るのは、亭主への愚痴を延々と聞かされることだ。

主婦は、他に感情を持っていく場所がないから、
たまに会う友人に愚痴の全てをぶつけて解消するのだろーが、
私のような、日頃から仕事と格闘して、課題難題を毎日こなし、
必死に闘っている仕事人間からすると、
つまらない愚痴を聞かされると心底たまらないのだ。

私達社会人こそ、愚痴を言おうと思えば山のようにある。
けれど、愚痴ったところで誰も解決してくれない。
結局、愚痴を口にすればむなしくて、
自分が自分でドンドン落ちぶれていくだけである。
愚痴を言う暇があるのなら、仕事のやり方を工夫して、
いかにスムーズに、効率よく、無理難題を解決してやりやすくしていくか。
そちらの方向に常に気を張っている。

そうでないと、身体も持たないのだ。
お金を稼ぐ事は並大抵でない。
悔しい事があっても、理不尽な事があっても、
「なにくそ!負けるか!」と
歯を食いしばって前を向いて闘っている。

だからこそそんなしょーもない、言っても仕方がない愚痴をきかされると
はっきり言って、かなりイライラする。

以前、「ちえ☆ライブラリー本家」(下記左下ブックマークからリンク)
の過去ログにも書いたのだが、
彼女らは「ただ愚痴っている」だけで、本気で解決しようと思って
人に相談しているのではまずない

だから会うたびに、同じ愚痴を聞かされるはめになり、しんどいのである。
人に愚痴をぶつける事で、彼女たちはストレス解消をしているだけだ。

「愚痴を聞いてあげるほうの人間はたまらない」のである。

仮に、本気で解決したい!と願っているのであれば。
こちらも解決までのプロセスやノウハウを伝授することができるのだが、
そこまで悩んでいないから、教えてあげても実行に移さない。
だから、こちらも適当に聞き流すことにしているのであるが、

「はっきり言って、そんな愚痴を聞いてあげている自分は時間の無駄をしている」
と思ってしまう。

そんな愚痴並べている時間があるのなら、新しい料理を覚えて
亭主を喜ばすなり、家を綺麗に磨いてスッキリ爽快な気分を
味わえばいいのに!と本気で私は思う。

そのほうが、きっとうまくいくって。自分も気持ちいいよ!!
頭をつかいなよ。
人生、何があっても価値的に生きる人が勝ちなんだからさ。


・・・だから、正直メールをもらってため息だった。
「お誘いはうれしいけども、本当はうれしくない。」
コレが本音である(苦笑)

だから当日、愚痴大会になるのだけは、勘弁してくれ。頼む!!

ちなみに、私のようにキャリアウーマンの友人N。
彼女も、専業主婦の友人とは、お茶するのが苦手らしい。
私と同じ理由で、である。

もうひとつ、主婦の友人と会話をしていて、ほとほと困ることがある。

ひとしきり「結婚は全然楽しくないよ!」
と愚痴ったあとで、
「ところでちえちゃんは、いつ結婚するの?」
と聞くのは止めて欲しい!


頼むから止めて欲しい!とっても迷惑だ!!勘弁してくれ!!
ほっといてくれ!(激怒)



私の中での定義
「専業主婦は、キャリアウーマンの天敵である。」


彼女らと話をすると、こちらの生命力が吸われる一方だ。
明るい顔をして「じゃあねー!またねぇー!」と足取り軽く去っていく
専業主婦の後ろ姿を見送りつつ、私はぐったり疲れて家に帰るのだ。

歯医者新人面接・1 準備開始!!

求人広告を出す為に、フリーペーパーの担当員を呼んだ。

副院長が応対、18日付けの広告に出る事に決定。

辞める彼女が今月一杯なので、期間的に忙しい面接になりそうである。
どうか、よき人材に巡り合えますように・・・!!
心から祈る、私。

そんな私は、今年で勤務7年目を迎えるベテラン。
ここの医院で、歯科助手の勤務年数最高記録を更新中。

もうちょっと頑張ったら、年齢的に局の域に達するなぁ(怖)
でも、優しいのよ、わたし(うふふ)。

さあ!これから、最高に面白くなりそうだ。
早く来い来い、新人面接!!
 私がじっくり「人間観察」してあげるわよ(笑)

ありえない失態・その後

ポカリスエットと間違い、
にがりをガブガブ2口飲んでしまった私。

その後お腹の調子が悪くなってきた。
気分も悪くなり、寝る事にした。

しかし、どうしても寝付けない。おかしい。
にがりのせいか?
うとうと浅い夢を見ている間に夜が明けてしまった。

「はあ…もう朝かよ…」
なんとなく精神的に疲れてしまった私は
溜め息をつきつつ布団から抜け出す。

そして、鏡を覗きこんだ。
寝不足は顔に出る。
今日の私の顔はどんなのだろう?

「あれえ?」
私は目を疑う。
鏡には絶好調な私の肌が映っている!
どうして?あまり寝ていないはず。

「あ!そうか!あの「にがり」だ―!」
多量に摂取したにがりのミネラルが
私の肌に十分に働き、快調な仕上がりにしてくれたようだ。

「ってことは、私、ずっとミネラル不足だったんだなあ…
にがりでそれを一気に解消出来たんた!」

昨日間違って飲んだにがり。
もしかしたら、私の身体が自然に欲しがって、
無意識に飲んだのかもしれない…

素肌の質は女の生命線だ。
カレシ君も私の素肌にはかなりうるさい(笑)
見事、大成功だ!!

怪我の高名とはこの事だ!

私の名はちえ。転んでもタダで起きない女。

歯医者新人面接・プロローグ

職場の同僚が、今月一杯で突然辞める事になった。
彼女は熟練者なので、正直抜けると痛い。
今度入ってくる新人が経験なしであれば、
私が一から教えなくてはならず、暫くは大変な思いをする。

しかし、「ピンチもチャンスに」が、私のテーマ。
どんな状況であれ、楽しめる人間が人生の勝ち!!
この際、面倒くさいけどこれから始まる新人面接、
思いっきり楽しんじゃえ!!

面接官は、一応私。
先生の配慮で、新人とタッグを組む私が選ぶようにするみたい。
責任感も重大だ。すぐ辞めちゃうようないい加減な人材は選べない。

実は、3年前も募集を掛けた際、私が面接官で11人と会った。

面接ってやってみるとすごいよ。
「トンデモハップン」な、”ありえない”人が一杯来る!(爆)
ある意味笑える。

例えば服装。ノースリーブで平気で面接に来たり。
履歴書なんか、学歴は書いてなくてバイトの職歴だけ書いてたり・・・
写真は添付が常識なのに、それもできない人とか。
話しをさせてみれば、前の職場の悪口を平気で話し始めるし・・


ある意味、凄い人材揃い(核爆)!!
だから、11人来てもその中で本当に使えそうな人は2人程度。

さぁ!今回はどんなビックリ人間が来るのかな?
楽しみ、楽しみ!!

以後、進展があればシリーズ化して発表しましょう。
乞うご期待!!

ありえない失態

「んぐぐぐぐっ!!!ピーーー!!!」

ポカリスエットを飲んだ私は、
訳の解らない叫び声と共に目を白黒させる。
そばに居た父がびっくりする。

「なんだ?ちえ、どうした?」

「ぎょえー!ぎゅーー!!」
私は慌てて洗面所へ。

「お前・・・何があったんだよ?!」

「うがぎぐ・・・@`*?+G☆!(言葉にならない)・・・」
水でうがいをした後、私はしばらく固まっていた。
「に、苦い・・・ポカリを飲んだと思ったら、変な味が・・・」

さっき、冷蔵庫から取り出して蓋を取って飲んだものの正体とは。

よくよく見ると、それは「にがり」だった!!

「お前、疲れてるのか?よくこんなもの飲んだな。同じ水でも意味が違うぞ?」
父は呆れ顔。

私は硬直した。
「さっきのどが乾いてて、グビグビ2口も飲んじゃったよ!大丈夫かな・・・」

「まぁ、ミネラルだから死にはしないって!お腹は下すかもな」


嗚呼。間抜けだ!馬鹿のそしりは免れない。
良く確認しないまま、にがりをポカリだと思って飲んでしまった。
ここまで自分が間抜けだと思わなかったよ・・・

多分、疲れているんだろう・・・そういう事にしておこう・・・

母が言った。
「お前、もう更年期障害かい?(笑)」

ま。まさか・・・(笑)これでもまだ乙女だっちゅーの。(きわどいけど)
ああ、自分に自信喪失だ。