セミ助け
今日セミを助けた。
バイクを運転中、信号まちをしていた。
場所は駅前の商店街入り口。
自転車置き場を超低空飛行で飛んできたセミは、近くの電柱に激突!
「バシン!」
と音を立て落下し、ひっくりかえった。
足をバタバタするものの、自力では起き上がれない。その内おとなしくなった。
商店街を行き来する人たちは、そんな必死の状態のセミに誰も気が付かない。
バイクに乗った私だけがセミのピンチを一部始終見ていたようだった。
人通りが多い中、いい大人がセミ相手に駅前で戯れているのを見られる事にちょっとたじろいだが、小さい生命の危機を放って置けず私はバイクを降りた。
セミに近寄ってみると、全てを諦めたように裏を向いたまま固まっている。
「ほら、つかまれ…」
人指し指を差し出すと、セミはまるで息を吹き替えしたように足を私の指に絡め、力を入れた。
「ありがとう!助かった。」
そんな言葉が聞こえそうなほど、私の指から離れない。
クマゼミである。
私は近くの木に連れて行き、木にクマゼミを這わせた。
「元気でね!」
短い命を、懸命に生き抜いて欲しい。
そのために手助けできたのなら、この上ない喜びである。
セミさん、力強く生き抜け!残された時間を!(^з^)-☆Chu!!
バイクを運転中、信号まちをしていた。
場所は駅前の商店街入り口。
自転車置き場を超低空飛行で飛んできたセミは、近くの電柱に激突!
「バシン!」
と音を立て落下し、ひっくりかえった。
足をバタバタするものの、自力では起き上がれない。その内おとなしくなった。
商店街を行き来する人たちは、そんな必死の状態のセミに誰も気が付かない。
バイクに乗った私だけがセミのピンチを一部始終見ていたようだった。
人通りが多い中、いい大人がセミ相手に駅前で戯れているのを見られる事にちょっとたじろいだが、小さい生命の危機を放って置けず私はバイクを降りた。
セミに近寄ってみると、全てを諦めたように裏を向いたまま固まっている。
「ほら、つかまれ…」
人指し指を差し出すと、セミはまるで息を吹き替えしたように足を私の指に絡め、力を入れた。
「ありがとう!助かった。」
そんな言葉が聞こえそうなほど、私の指から離れない。
クマゼミである。
私は近くの木に連れて行き、木にクマゼミを這わせた。
「元気でね!」
短い命を、懸命に生き抜いて欲しい。
そのために手助けできたのなら、この上ない喜びである。
セミさん、力強く生き抜け!残された時間を!(^з^)-☆Chu!!